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農業から学ぶフリースクールの日記です
by 稲葉陽一
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農業フリースクール便り(2)

昨日は2回目の授業でした。


皆で田んぼに行きました。

「1反」という田畑の基本的な大きさを説明したり、

草笛を吹いたり、用水路で遊んだりしました。


家に帰ってから籾振りをしました。

農業フリースクール便り(2)_a0323170_21070760.jpeg


帰り際に宿題を出しました。

 



籾振り(もみふり)算数(さんすう)


田んぼの季節(きせつ)がやってきました。田んぼに()える(いね)(なえ)(そだ)てるために、育苗箱(いくびょうばこ)(いね)(もみ)()って(なえ)を育てます。

 稲葉農園の田んぼは、1(たん)7()()1反、1反、8畝、6畝、5畝、12畝、23畝、1反、8畝の10か所です。1反は10畝です。10反は1(ちょう)です。また、1反に15枚の育苗箱が必要です。

そして、1枚の育苗箱には90gの(たね)もみが必要です。育苗箱1枚につき、土4.1(リットル)が必要です。



問題① 

稲葉(いなば)農園(のうえん)の田んぼは、全部で(なん)(ちょう)(なん)(たん)(なん)()でしょうか?


問題②

 稲葉農園の田んぼには何枚の育苗箱が必要でしょうか?


問題③

 種もみは全部で何㎏必要でしょうか。


問題④

 土は全部で何必要でしょうか。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


田んぼに行ったとき、

「ここに苗を植えるとしたら、

全部で何本必要だと思う?」

と質問しました。


普段考えたことのないであろうことを
質問して、考えさせる。
最終的には、自分で興味を持ったことに
対して、自分で疑問を抱き、自分で解決
する力をつけさせる。

そんな教育方針の農業フリースクールです。

この宿題は、農作業からでも、生活に必要な知識は
学べ、身につけることができるということを
イメージしてもらいたくて、
あえてアップしました。

入学をご検討の方、参考にしてください。

※この宿題の意図はたくさんあります。
よかったら考えてみて下さい。



by tentoumusi777 | 2019-04-26 21:23 | フリースクール
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